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症例:皮膚のケア

症例:乳児湿疹 0歳3ヶ月 男の子

お客様の基本情報

M.Tくん

0歳3ヶ月

ご相談内容

(以下、お母様のコメント)

ほっぺたの両側に乳児湿疹ができてじゅくじゅくした状態が続いています。

紫雲膏などを使ってケアしていますが、一向によくなる気配がありません。

近くの小児科に相談しましたが、「ステロイド軟膏」が処方されました。

主治医には、「ステロイド軟膏はつけたくない」と相談したところ、「ステロイド軟膏以外に治療法はないですし、その方法以外では絶対に治らない」と断言されて困っています。

ステロイド軟膏は副作用もあると言われているので、なるべく使いたくないです。

どうしたらよいでしょうか?

 

当店の提案

「ステロイド軟膏」は、すぐに効果が現れますが、副作用の可能性がゼロとは言えませんし、皮膚の中に「酸化コレステロール」の形でずっと残り続けるので、当店ではおすすめしていません。

お母様は、「毎日、湿疹であれた顔を見るのが耐えられない」とおっしゃっていましたが、ステロイドではなく自然に治すためには、ある程度時間がかかることをご説明させていただき納得していただきました。

まず、湿疹の考え方・見方を変える必要がありました。

皮膚というのは、新陳代謝を繰り返し、内側から外側にどんどん細胞が入れ替わっていく仕組みになっています。

湿疹は、体の中にある何らかの毒素が外に出るプロセスの一部ですので、ポジティブに考えれば、赤ちゃんの自己治癒力が正常に働いている状態、つまり極めて健全とも考えることができます。(見た目で考えるとどうしても、病気にしか見えないので、あれですが)

皮膚のケアとしては、赤ちゃんが自己治癒力で回復していくプロセスを手助けするのが最前です。

ジュクジュクした部分には雑菌が入り炎症を悪化させる可能性があるので、酸性水を含ませたコットンなど、「殺菌効果はあるが、皮膚細胞にダメージを与えないもの」を使ってケアするのがポイントです。

赤ちゃんは皮膚から毒素を抜こうとしているので、赤ちゃんの食事、つまり母乳をだす母体が毒物を食べないようにするのも大事です。

特に、トランス脂肪酸は湿疹がでやすい傾向にありますので、お母様にスナック菓子やパン、ケーキ、カップラーメンなどを食べないようにアドバイスさせていただきました。

結果

3ヶ月後に湿疹消失

 

お客様のコメント

相談した当初は、「とにかく1日でも早く湿疹の顔が元に戻ること」を期待していました。

子供の顔を見るたびにかわいそうでかわいそうで。

しかし、すぐには治らないと聞いた時は、正直がっかりした気持ちになりました。

アドバイスどおりのケアをしても最初の1ヶ月は、あまり変わらなかったので、不安な面もあり、何度も「ステロイド軟膏をつけたほうがいいんじゃないか」と思っていました。

途中までは、半信半疑でしたが、先生にアドバイスをしていただき、先生の言葉にブレがなかったこと、そして、子供には自然な方法で治って欲しかったので、耐えました。

振り返ってみると、新陳代謝で皮膚が入れ替わる時間はかかるわけですし、肌が治るまでに時間がかかるのは理にかなっていて当然だったんだなと思います。

 

 

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